世界一周を夢見て。バックパッカーは誰でもなれるもの?
こんにちは。
今回の記事はバックパッカーになるなれるマインドの記事を書いていこうと思います。
海外旅行経験者であれば誰もが一度は夢みる世界一周。
私含めいつか世界を旅して周りたいと思う方々に向けて書いていいます。
私は現在、30手前のサラリーマン。
アラサーで結婚しているのでいつか夫婦で世界一周したいものです。できるかな・・・
旅は結局どんなものでもいい
南米に行った旅の日々が、日本の成田に到着するとなぜか凄く懐かしく感じます。
現地で出会った友人や現地に住んでいるアルゼンチンの友人とは今でも連絡を取り合っていいます。
今は、スペインに移住したのかな・・・。
ふと、思いますが日本に帰って来てもそれぞれ地方に住んでいる友人もいたり九州、関東、関西、東北、北海道といろいろな出身の方々と仲良くなりました。
住む地域が違えど心は通じ合えます。
語学力も旅の経験もなにもない、なにも知らないまま出かけて、お金をぼったくられたりしましたがなんとか無事に日本へと帰ってこれました。
けっこう良い旅出来たじゃない…..といまさら思います。
現地で出会った友人たちのおかげでもありますが。
駅やバスターミナルでは行く先と時刻など全てスペイン語で書いてありました。
そのため、あらかじめメモに書いておき手渡す方法を実践してみたり、お腹が空いた時は屋台に行き店の主人に木の棒か何かで食べるジェスチャーを見せれば取り敢えずなにか食べ物が出てきます。
南米の方々はとても優しくしてくれることを知りました。
そして、マチュピチュやウユニ塩湖を見た瞬間、震えるような感動から涙がボロボロと落ちてきた事も事実です。あの瞬間あの時「やっぱり旅に出てよかった」と心の底から感じました。
トマトと鶏肉をからませた物にパサパサのご飯。
バックパッカー定義ってなに?
バックパッカーとは、低予算で国外を個人旅行する旅行者のことを指します。
バックパックを背負って移動する者が多いことから、この名が付けられました。
日本語では「パッカー」「バッパー」と略すこともあります。
こうした旅行はまた、自由旅行や低予算旅行とも呼ばれたりました。
ですので、楽観的に楽しく、贅沢できないけど自由に旅しながらたくさんの国や地域を周ってみることが醍醐味です。
旅に出ることに反対する人もいる
自分の中で旅に出る決意が出たところで周りから「危ないから行くのやめた方がいいのではないか」と周囲の人から反対されました。
特に親からは猛反対されてました。
仕事でもそうですが周囲の優しさがかえって夢の実現の妨げになることはよくあるものです。
自分の信念を曲げずにこうやりたいと思う気持ちが夢を実現できる近道だと私は旅に行く前の経験で知ることができました。
旅に出ても失敗続きはよくあるものです。
ですが、なにか絶対必ず発見があります。
失敗したっていい。仕事だってそうです。
失敗を恐れていてはなにも始まらないです。
結局旅に出てもちゃんと帰ってこれます。
バックパッカー旅行がとても難しくてハードルが高いものだと思っている人は多いかもしれません。危険で死と隣り合わせな大冒険だと捉えている人もいるかもしれません。
ですがそんなことはありません。
誰にだってできます。
確かに戸惑うことも多いかと思いますがどうにかなってしまうのがバックパッカー旅行です。
キツイ思いをしても無事に帰ってきます。
旅から帰ってきた後は、出発前と比べて少し変わった自分に気がつくと思います。
恐らくそれは積極的に人とコミュニケーションをしていることかもしれません。
物事を前向きに捉えるポジティブな思考かもしれません。
また人の目をまっすぐに見て話せるようになったことかもしれません。
ちょっとやそこらのことでは怒ったりイライラしないことかもしれません。
「旅で人は大きく価値観が変わる」とよくいうもので胡散臭いと思われるかもしれませんが、本当に価値観は変わります。間違いないです!!
自由と責任は一緒
バックパッカーとして旅に出ることは「個人で異国を訪れ、長い時間かけて旅をする」という感じでなにか大事業のように感じてしまう人が多くいるかもしれません。
ですがバックパッカーとして旅に出ることは簡単なことです。
気がつけばトラブルがあっても対応できるようになっています。
もちろん予備知識も必要になってきますので参考にしてみてください。
自由に思うがままに行動できるのがバックパッカーの楽しさです。
まるで大空を飛ぶかのうような開放感が旅をすることの最大の権限です。
ですが、その自由を支えているのが責任と義務です。
例えば宿泊先の確保、ビザや交通機関の手配はなど全ては自分でしないといけません。
安全はの確保は自己責任でなにがあっても頼れるのは自分しかいません。
だからバックパッカーたちは旅先で仲間ができても自分は一人である知っています。
数日間一緒にいても旅の経路が違うと別れになり、また、新たな地で仲間でき、また別れます。
この繰り返しが旅の仲間です。
旅は失敗ばかりでいい
私の周りには「失敗したくないから旅にはでない」と言う人がちらほらいました。
旅は失敗とトラブルこそが日常茶飯事です。
失敗してもいいと思います。誰しも失敗は嫌だと思いますが経験のないバックパッカーはこの世に誰もいないと思います。
失敗によって、後の自分自身の頑張りようによってはいくらでもリカバリーできます。
旅のトラブルのほとんどが、知恵と体力でもって立ち向かえばなんとか現状を打破できます。
だから、安心して旅に出て安心して失敗をすればいいと思います。
日本いるとやっぱあり平和ボケになってしまいます。
危機感を常に持つことは必要だと思います。
「失敗したってなんとかなるさ」と気構えをもっていればどんな社会でもきっと生きてけます。
人生という長い旅を歩いていくための支えになるかもしれません。
旅で国や地域の文化を楽しむ方法
海外へいくと日本と違った文化に圧倒されるこがあると思います。
文化を意識した旅は、人間の精神にふれる旅であり、創造的で豊かな多様性を育んでくれます。
人間が作り出した文化の一つ一つを添える旅もありかもしれません。
誰でも知っている世界の七不思議もあれば、知る人ぞ知る秘宝もあります。
人類の歴史を紐解くと旅でもあれば、現代の息吹に触れる旅でもあります。
古いものと新しいものが入り混じった聖なる文化の空間や、芸術家の聖地もあれば、失われた文明の遺物、斬新な建築デザインの建物も発見できます。
フランスノルマンディー地方に陽光と色彩を経験するもの絶対楽しいと思います。
アルゼンチンにある伝統的なダンスにタンゴというものがあります。
情熱的で妖艶で目をそらすことができずクギ付けです。
舞台芸術にもし興味がある方がいましたら、日本の歌舞伎の様式美を鑑賞することもありです。
日本の伝統文化に触れることも海外へいく人にとってはネタになるので話が盛り上がります。
ナイル川を旅すれば、古代エジプトの遺産の数々が忘れがたい思い出になると思います。
美術・歴史、そして多様な文化を愛することができる人は世界のどこでもそのチャンスは見つかるはずです。
まとめ
いかがでしたか。
バックパッカーは誰にでもなれるものです。
一人で異国の地に立った時のとてつもない恐怖はいまでも覚えています。
しかしいままで体験したことのない新鮮な感情がでもあると思います。
生まれ育った国で暮らしているだけでは到底味わえない感情です。
安全で楽しい旅ができるように当ブログでも発信していければと思います。
バックパッカー1人旅。「必ず役立つ」旅の持ち物をまとめて紹介
こんにちは
皆さんは一般的にどんな服を着て生活をしていますか?
旅行に行く時なにがあれば便利なのか考えたことがありますか?
そしてどんな旅行を想像していますか?
今回の記事では、これまでのバックパッカー旅行を振り返り、「絶対に役立つ」と感じている旅の持ち物を、徹底的にまとめたいと思います。
どうぞよろしくお願い致します。
はじめに、実際に海外旅行で使用していた物を紹介したいと思います。
まずはじめに上記の写真は『ホールドチューブ』という物です。
ホールドチューブは本来登山などに行く際、ペットボトルを中に入れてリュックサックに掛けるので持ち運びに大変優れています。
チャックを開けて引っ張るとかなり伸びます。
手元にペットボトルがありませんでしたので代替で300mlのアルミ缶を入れました。
一般の500mlのペットボトルは普通に入りますよ。
また、ホールドチューブの使用方法は他にもあります。
私が海外に行った時初めはペットボトルを入れていましたが次第に歩いていると何も持ちたくなくるんですよね。
こちらのホールドチューブはお役ごめんと思っていましたが、お金を分散する際に活躍しました。
海外ではスリなど頻繁にありますので、お金を一箇所に保管しているのは危険です。
初めて海外に行った時普通にお金すられましたw
ですのでその教訓を踏まえお金の分散は大事なってきます。
ホールドチューブにはフックが付いてあります。
ホールドチューブにお金とクレジットカードを入れて着ていたジーンズの内側に隠していました。
こうする事によってかなり安全になりました。
さすがにズボンの中に手を突っ込んでお金を取ろうとする人には出会いませんでしたが世界は広いのでもしかしたらいるかもしれまん。
次に、皆様もご存知かと思いますが『S字フック』になります。これはどういう時に使用するかご紹介していきます。
海外のトイレは日本と比べるとあまり綺麗ではありませんでした。
そのため、下に置きたくない時や荷物が重くて休憩をする際に周りを見渡して壁にかけられそうな部分にS字フックを引っ掛けて荷物を掛けることができます。
荷物以外でも現地で買った物や洗濯する際にハンガーとしても使用できるなど意外と優れものです。またみんなで旅行に行った場合に荷物を置く場面が多々あります。
その時に他の人のバックに繋げて一体感を出すと荷物を盗まれる確率はグッと下がります。取り外しがしやすいので急いでいる時などさっといけました。
次に、『鍵付きのワイヤー』は海外で旅した時にかなり重宝しました。
どうしても重たいバックを置いて行かなければならない場面はありますので鍵付きワイヤーでバックパックをグルグルに巻き開けられないようにしていました。
ドミトリーに泊まった時などで荷物を置いて現地の観光をしていると中身を盗まれたりすることが普通にあります。
日本では中々考えられませんが・・・
後は長時間バスに乗るときにもこれを手すりに巻きつけ盗まれないようにしていました。
南米で知り合った日本人がバスでバックを盗まれて私は新品のパンツをあげたことは今ではいい思い出ですね。ちなみにパンツはユニクロがおすすめですよ。
初めはバックパックにワイヤーをグルグル巻きつけていましたが途中から作業が面倒になり止めました。
ナイフで切りつけられたら一発アウトですしもうそこまでいったら諦めますよ。
海外で最も荷物が多くなるのがかさ張る衣類だと思います。
そこで役立つのが『圧縮袋』になります。
下着やTシャツなど海外に持っていく人はかなりの量を持って行くかもしれません。
そんな時、荷物の整理整頓ができ、なおかつバックの幅を取らず他の荷物が入る優れものです。
Tシャツや下着を一括で包めてバックに入れる事が出来るので大きなバックで海外に行く人は簡単に見つけれます。
初め日本を出るときバックの中身は綺麗に整えていますよね?
結局途中から本当に整理整頓が面倒になりバックの中はぐちゃぐちゃになります。
周囲の人もそうでしたけど僕もそうでした。僕は現地の海外で知り合った方に圧縮袋をもらい旅のお供として貢献してくれましたのであれば嬉しいアイテムです。
その他 旅行記事更新しています。
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転職活動で将来の不安を無くす方法
こんにちは。
昔、僕が転職活動をして次の就職先が決まるまでに費やした日数は3ヶ月ほどでした。
2年間必死になって働いた会社には最後温かく見送って頂けました。
ちょうどやめた時期が繁忙期なで、少し揉めると思いましたが次でやりたいことを明確にしていたので強く引き留めらることはありませんでした。
職場への違和感が生まれた理由について
僕は1年間必死で営業を学びました。
僕は営業と並行した期間を加えると1年6ヶ月Webマーケティングを学びました。
営業では先輩の営業トークをiPhoneのボイスレコーダーで保存し、毎日鏡の前で練習ししました。
また、先輩と同行して一連の流れを覚え、必死で学びました。
罵声を浴びせられる時は本当に辛かったです。
何に対して怒っているのかわからなかったものですから。
「わからないことがわからない」こんな状態でした。
Webマーケティングの仕事は教えて貰える人がいませんでしたので全て独学でした。
Webマーケティングで集客がそこそこ取れるようになりました。
しかし、会社の方針でWebマーケティングを必要としないことになりました。
そうなってくるともはやこれまで・・・
当時の不動産会社は新しいことにチャレンジできる環境がなくなってしまいました。
危機感だけが募ってきました。
さらに、会社の規模を縮小したり、店舗が潰れたりするようになってから、
「会社に一生いてへばりつく」という選択肢はもはや皆無になりました。
社会人として業界の知識もそこそこ身についたので違うところで挑戦したいと思うようになりました。
もし、「一人放り投げられたら自分でなんとか生き抜くことはできるのだろうか?」といつも不安になっていました。
そのため今の会社にしがみつくということはとてもリスクがあると感じました。
また、自分自身の成長や関心の変化などによって、職場とわたしの意向が合わなくなってきたのもあります。
最初に入った会社に入社したときに僕がどの程度、社会のことをわかっていたか改めて考えると何もわかっていませんでした。
逆に、仕事をはじめ社会に出て2年間経ったあと、転職という人生を変えることは誰もが一度やっておくべきなのではないかと思うようになりました。
僕をとりまく環境も僕の考え方も変化していく中、一日中を費やす仕事だけが変わらいのであれば仕事がどうしようもなくつまらなく感じてしまいます。
今のままで大丈夫?危機感もって仕事していますか?
僕は大企業に勤めたことがありませんので世間一般のイメージになりますが、
大企業に入れば将来安定
中小・ベンチャー企業は不安定で将来不安
会社自体の安定性や先々の見通しが見えるか見えないか。
これは普通な人の健全な感覚です。
しかし、こういった考えが落とし穴だと転職活動して気付きました。
大手だから将来安定するのか?
中小・ベンチャー企業だから将来不安定になるのか?
そういうわけではありません。
考えなければいけないことはあなたをとりまく外部環境、そしてあなた自身の内的な変化に対する「適応」です。
あなたの目指す幸せを追求できる、仕事も前向きにアップできる、そんな柔軟性と選択肢を常に持つことが重要になってきます。
まとめ
会社に頼ることもはじめは重要です。
ただ、本当にリストラなどなにも無くなってしまった場合に備えて、
また、一人になってしまっときに備えて準備を怠ることを忘れないようにしないといけないです。
その他 転職関連時記事も書いています。
参考になったらぜひ読者登録お願い致します。
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一流な人が行なっている37の行動習慣
こんにちは。
先日、Amazonプライムで「俺のダンディズム」というさえないサラリーマンが、どんどんブランド品を身につけダンディーな男性になっていくというドラマを見ました。
これがブランド好きな僕にとってめちゃくちゃ面白くおすすめです。
実際はドラマのようにブランド品を身につけるとダンディーな男性になっていけるというとそうではないですよね。
また、読んだ本で一流の人とはどのような人を指すのか書いてありました。
面白かったのでアウトプットしていこうと思います。
一流の人の行動習慣なんて社会人5年目の私にとってはまだまだ遠いことのように感じましたが、すぐできることもあったので参考にしようと思います。
一流の人の行動習慣について
- ありがとうを心の底から素直に伝える
- 長財布をもち新券を揃えて入れる
- 一流は一流の物を身につける
- 早起きして朝から活動的に過ごす
- 重要な連絡については対応が早い
- 必ず電話にでる
- 家族を大切にする
- 決断が早い
- 繋がりを大切にする
- 持ち物、着るものにこだわりを持つ
- お金の使い方を知っている
価値観の低い9つの行動について
- 他人を信用しない
- 常に困難な仕事からね逃げようとする
- 人間に感謝と感動がどれくらいの付加価値を生むか分からない
- 常に自己革新を後へ後へと遅らせる
- 自分の長所、尊厳性に気づくことがない
- 自分が間違っていても絶対に認めない
- 敵にあらざる敵を敵と誤解する
- 努力に逃げ込み成果にあまい
- ビジネスの失敗を恐れて現状維持
- 部下よりも先に帰宅する
- 部下よりも先に楽をする
- 部下よりも先に得をする
- 自分が一番忙しいと言う
- 仲間に夢無く、自分勝手に歴史に名を残す
- 器のある社長
- 仲間の「本当もの夢と目標を」知れ
- 仲間の「本当の夢と目標」に向き合え
- 常に自己革新しろ。現状打破しろ
- 誰よりも困難な仕事に向き合え
- 自分が一番現場を知れ
- 24時間、365日、全社員自分の行動、公開しろ
- 誰かに自分の給与や経費を公開しろ
- 仲間に隠し事は一切するな
- お客様が喜ぶことだけしろ
- 会社の存在意義を高らかに話し、社員から涙、涙の拍手喝采をもらえ
まとめ
いかがでしたか?
一流の人の行動習慣は繰り返し行っているから身付いているとおもいます。
日ごろから意識して自分は一流と思い込むことも大事かもしれませんね。
皆さんの中で、この行動はいいよね!この行動はダメだよね。
みたいなことがあれば、ぜひコメント欄へお願いします。
参考になったらぜひ読者登録お願い致します。
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不動産サーチエンジンマーケティング(SEM)の基本的な考え方
こんにちは。
気ままに雑記ブログを書いています。
また、文章能力ももっと上手なるよう勉強します。
仕事に関連することを中心に更新していましたが、海外旅行や旅の話も今後しっかり書いていければと思います。
今回も仕事に関連する話になりますがよろしくお願いします。
不動産に関連する【サーチエンジンマーケティング】について勉強したので書いていきます。
サーチエンジンマーケティング(SEM)には、検索者と検索エンジンの意図に基づくごく基本的な戦略があります。
SEMとは、検索エンジンを活用したマーケティング手法の総称です。
GoogleやYahoo!といった検索エンジンから、ユーザーを自社のwebサイトに呼び込むことを目的としています。
ユーザーが調べたい情報を検索し、その検索エンジンの結果がページの上位に表示されるような取り組み(いわゆるSEO:検索エンジン最適化)や、検索エンジン連動型広告(リスティング広告)などが代表的です。
以下、SEMと略称します。
ユーザーが検索する物件詳細の検索意図について
私たちが物件検索するときの意図(目的)は、次の3種類に分類されます。
カッコ内はクエリの種類(検索キーワードの種類)を示しています。
- お部屋の情報や知識を探したい(インフォメーショナルクエリ)
- 特定のサイトに移動したい(ナビゲーショナルクエリ)
- 空室確認や予約など仲介してもらいたい(トランザクショナルクエリ)
サーチエンジンマーケティング(SEM)はこの3種類の検索意図が出発点になります。
結論からシンプルに説明すると、それぞれのクエリに対する考え方は次のようになります。
インフォメーショナルクエリ
主として情報収集型クエリと呼ばれます。
潜在客が使うため、検索ボリュームは大きい反面、コンバージョン率は低い傾向にあります。
正確でユーザーに役立つ知識となるコンテ ンツを自然検索で露出させて、膨大に転送する情報量を得ることができます。
信頼できる情報源としているため、検索するユーザーに愛着心を構築させます。
インフォメーショナルクエリの具体的なワードは次のようになります。
- 東京 一人暮らし
- 賃貸探し コツ
- 賃貸 トラブル
- 女性 マンション
ユーザの目的はあくまでも情報収集をすることですので検索ボリュームは大きいです。
ナビゲーショナルクエリ
主に案内型クエリと呼ばれます。
サイトを見つけるためのクエリです。
会社名やショップ名、ブランド名などでの指名検索という形になります。
最もコンバージョン率が高く、サイト運営者にとってはボーナスのような意味があります。
ナビゲーショナルクエリの具体的なワードは次のようになります。
どれもアクセスページが定まっている検索ワードです。
トランザクショナルクエリ
主に取引型クエリと呼ばれます。
顕在客が使うため、検索ボリュームは小さい反面、コンバージョン率は高いです。
「この部屋を借りたい」という意図のあるクエリになります。
トランザクショナルクエリのパターン次のようになります。
- 物件を借りる
- 物件資料をダウンロードする
- 資料請求する
- 会員登録をする
トランザクショナルクエリの具体的なワードは次のようになります。
- ○○マンション 201号室 空室状況
- ○○オフィシャルサイト PDF ダウンロード
- リフォーム 資料請求/新築マンション 資料請求
- ノマド・ヘヤジンプライム 登録
何かをしたい、何かを手に入れたいという検索ユーザーの意図がクエリに含まれています。
インフォメーショナルクエリをSEOで検索上位を狙い、
トランザクショナルクエリを広告で狙う、というのは基本手法です。
常にそうしなければならないというものではありません。
しかし、この基本を良く理解していなければ、様々な無理や無駄が発生してしまいます。順を追って説明します。
Google検索エンジンによる考え方
ここからは一般的なお部屋探しの簡単なストーリーを用意し、それを例としながら、検索からコンバージョンにいたる推移を見ていくことにします。
最初に知って おきたいことは「検索エンジンはユーザーの検索意図をある程度理解している」ということです。例にするストーリーは次のものです。
(例)
【女性の一人暮らしの不安から周辺環境やセキュリティに関する懸念を感じ始め、よりよい女性の一人暮らしについて知りたいと思った。】
まず初めに「女性一人暮らし+防犯」というキーワードで検索してみます。
これはクエリの種類としてはインフォメーショナルクエリです。
探しているのは「女性の 一人暮らしの防犯性」に関する知識であり、特定の「女性一人暮らし」ではありません。以下のような検索結果になりました。
この検索結果ではまず、広告の表示が控えめであることに着目してください。
また、自然検索の結果には販売を目的としたページも表示されません。
表示されるのは、エイブル、セコム、個人サイトなどのコンテンツです。
マンションの販売や紹介を目的としていないものばかりです。
サイト内の深い階層に置かれたページが多いことも特徴です。
検索結果によると、検索エンジンが「女性一位暮らし+防犯」に対して、インフォメーショナルクエリであると理解しています。
知識となるコンテンツを表示させる意図が強く働いていることが考えられます。
インフォメーショナルクエリであることを理解した上で、次のような調整を自動的に行っているはずです。
- ユーザーに対して情報や知識を得られるコンテンツを優先して表示する
- サイト階層が深くても情報の置かれた場所をピンポイントで表示する
- 販売を目的とした売込みの表示を減らす
- 広告表示を控えめにする
インフォメーショナルクエリの自然検索結果への露出は、販売を目的とした売込みはかなり難しいと思います。
これは「調べ物をしてるときに売り込みは見たくない」という検索者の意図であり、ユーザの動きを分析した検索エンジンの意図でもあります。
端的に言って、インフォメーショナルクエリの検索結果に売込みを 露出しようとする努力が報われることは少ないです。
インフォメーショナルクエリの検索結果への売込みの露出は難しいです。
一方、情報や知識を提供するコンテンツの露出を多くするのは簡単であり、確実な方法もあります。
それは、客観的に中立的な立場から、より幅広く詳しく正確な情報を掲載するようにすることです。
こうしたページは高く評価されやすいだけでなく、様々なキーワードの検索において高い頻度で検索結果に表示されます。(コンテンツの重要性が問われます。)
では別のキーワード「女性の一人暮らし+防犯+グッズ」で検索した場合どうでしょうか。
この意図は一人暮らしで防犯のグッズを探したいというもので、トランザクショナルクエリです。
先ほどの検索結果画面と大きく違うポイントとしてまず気付くのは、広告の表示数だと思います。
ECサイトへのリンクが少し増えました。
ポイントは以下の通りです。
- 自然検索の結果は下部に追いやられ、ショップばかりになります。自分が求めているサイトへのクリックが判断しずらい。
- トランザクショナルクエリの検索結果画面においては、広告の表示領域が増え、広告クリックへと強く誘導する意図が見える。
検索結果画面からより多くのクリック数やCVを獲得したい最適な方法は「良い位置に広告を出稿する」ことです。
これは検索エンジンの収益モデルそのものに関わることですから、当然だと思います。
また、上の画面において自然検索での露出を狙う場合の取り組み、つまりSEO対策は、次のような理由で困難ものとなります。
※例として上げているキーワード(女性一人暮らし+防犯+グッズ)は広告は他の検索ワードよりも少ないほうです。
- リスティング広告によって自然検索結果は下部に追いやられるため、上位ランキングを獲得しても高いクリック率は低い。
- 競合ページのサイト構造が似ているため、サイトのトップページが表示されやすい。
- ページの作りよりもドメインの信頼度や良質な被リンクなどが検索上位に強く影響する。(不動産サイトはここがポイントです)
- 中には被リンクを大量に購入したり、スパムまがいの施策をとる競合もいるため、上位ランキング獲得は難しく、安定もしにくい。
- SEOを気にしすぎると売込みページとしての機能がおかしくなり、CVRを下げる結果になりやすい。
このように、トランザクショナルクエリにおいては、表示位置をある程度コントロールでき、よく最適化されたランディングページへと誘導できるリスティング広告が優位です。
一方SEOは、表示位置の不利やランキング獲得の難しさや不安定さなどから、どうしても劣位に置かれます。
不動産SEOの典型的な物語
検索意図に基づくクエリの種類によってSEOとリスティング広告を使い分けるという話をしてきました。
ここまでのところSEOだけでコンバージョンまで結びつけるというストーリーは出ていません。
ここで、不動産SEOにおけるコンバージョンまでの物語を、ここまでと同様女性の一人暮らしを例にして紹介します。
①潜在客から見込客へ
一人暮らしに不安がある女性は、物件の防犯性や安全性に興味が出ます。
検索で有用な情報源となるページを探し(インフォメーショナルクエリ)、見つけた有益なページをメモ代わりにソーシャルメディアに投稿しながら、何日かかけて知識をつけていきます
②見込客から利用客へ
数日後、一人暮らしには安全な防犯設備や対策が必要であることを確信します。
ネットサーフィンで学んできた中で、最も信頼のおける情報を提供してくれたサイト名で検索します。(ナビゲーショナルクエリ)
そのサイトで紹介しているお部屋の中から選んで物件の問い合わせを行います。
③利用客から顧客へ
サイトのホームページからの問い合わせで担当営業マンにお部屋の申込みをスムーズにしてもらいます。
サイト名と会社名で検索し(トランザクショナルクエリ)口コミがどんどん広まります。
物件の契約が終了し担当営業マンと写真を撮ってブログに投稿します。
同じ関心を持っている読者に勧める。
これは不動産賃貸の流れを簡略化した物語です。
現実がここまでうまくいくとは限りませんが不動産賃貸の流れは簡単です。
土地や売買が絡んでくるともっと複雑になってきます。
ユーザーに知識が必要で、ある程度慎重に吟味して会社やサービスを選びます。
上述のようなステップを踏むことは珍しくないと思います。
ユーザーにに知識が必要なサービスほど、お問い合わせ前の調査は綿密に行われます。
そのとき求めるのは、中立的客観的に書かれた正しい知識を提供するコンテンツです。
この物語では、すべて自分の意思で自発的に情報収集し、自分の判断に自信を持って物件を選びます。
また不動産屋は、売り込みではなくコンテンツを軸にした知識の提供によって、潜在客を顧客まで育て上げています。
これがSEOの典型的な物語です。
- ソーシャルメディアでのコンテンツの拡散
- 有益な情報源によって愛着心と信頼の獲得
- ニーズが顕在化した時点での物件有り物即入
- 紹介とリピート顧客の獲得
- 検索経由での潜在客の集客
- 評判と被リンクの獲得
インフォメーショナルクエリに注力したSEO対策でユーザーが求める知識をコンテンツとして提供していくことは、多くのメリットをもたらします。
潜在客を集め、知識を提供することを通じてサイトへの安心感や愛着心を築きます。
ニーズが顕在化した時には指名してもらう、という一連の流れの中心は、知識を提供するコンテンツです。
ただ、不動産賃貸には別ルートもありますのでこれが全てではありませ。
全てに共通する一般的な考えです。
クエリごとの検索ボリューム
インフォメーショナルクエリをSEO対策で狙い、トランザクショナルクエリをリスティング広告で狙うというのがSEMの基本です。
理由は、単に相性や役割だけの話ではありません。
クエリの種類ごとの検索ボリュームも、この基本を後押ししています。
検索ボリューム全体に占めるそれぞれのクエリの種類の割合で、インフォメーショナルクエリが80%、ナビゲーショナルクエリが15%、トランザクショナルクエリが5%、と言われています。
確証が持てないデータではありますがおよそこのうような感じにはなっていると思います。
こうした傾向をふまえて考えれば、SEM基本的な戦略は次のようになります。
- インフォメーショナルクエリは検索ボリュームが大きいので、自然検索で検索上位を狙う。
- コンバージョンはあまり期待できないので、リスティング広告費はかけない。
- トランザクショナルクエリは検索ボリュームが小さいので、即効性が期待できるリスティング広告でクリック率の高いポジションを確実に狙う。
大手不動産会社になると例外的に、多大な出費を覚悟しながらリスティング広告でインフォメーショナルクエリを狙うケースもあります。
サイトのサーチマーケティングを考えるときには、まずは基本の戦略から考えるようにしたほうがいいと思います。
まとめ
不動産賃貸を例としてSEMについて記載していきました。
ここまで読んでいただければ大まかなイメージはできたのではないかと思います。
不動産賃貸に限らずSEMはどのサイトでも必要になってくることです。
ぜひ参考にして頂ければうれしいです。
参考になったらぜひ読者登録お願い致します。
その他 不動産SEOに関連する記事も書いています。
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