海外旅行を安全に過ごすために必要な知識とは
こんにちは。
今回の記事では、これまでのバックパッカー旅行を振り返り、安心して海外旅行をするために知って置くべきことをまとめたいと思います。
海外へ行く前の予備知識!旅のトラブルと安全対策
旅行を計画しはじめると、現地の治安は気になるものです。
海外というと日本と違って泥棒やスリ、置き引き……なんて油断していると取られます。
実際、僕も大事な旅のお供であったKindleを盗まれてしまいました。
また、現地に行くと実際に被害にあった話を聞くと思います。
ですが、被害に遭うと予想されるケースを知ることによって、いかに対処すべきかが大事になってくるんです。
そこで色々話を聞いたりしましたので自分の体験も踏まえて行きたいと思います。
置き引き、ひったくり、スリの基本的な傾向と対処方を7つまとめてみました。
相手は間違いなくプロであることを忘れない
スリや窃盗を頻繁に行なっているような輩は一瞬の隙を狙っています。
彼らは日夜そのワザを磨くプロであります。
よくテレビのアニメで子供がスリをしている物がありますよね。
思い出したのが(るろうに剣心)の弥彦。いましたよね。スリ半端ない人が。
ワザを磨いているプロは大人だけではないということを頭に入れて頂ければと思います。が・・・一度狙われてしまうと、防ぐのは容易ではありません。
万が一襲われた場合は抵抗せず、小分けしたある程度の小銭や紙幣を渡してしまう方が得策です。
変に逆らって怪我でもしたらたまったものではありません。なるべく一人で行動しないこと大切ですよ。
犯人はターゲットをかなり前からずーっと狙っている
彼ら犯人たちはチャンスを常にうかがい、一瞬の隙を見計らって犯行に及びます。
特に一人歩きの旅行者や、いかにも観光客っぽい態度、服装の人は目につきやすく狙われやすいです。
一眼レフのカメラを肩からぶら下げて移動するのは「盗んでくれ」と言っているようなものです。
気をつけて持ち運びましょう!!
犯行は複数で行われるのが普通
一人が物を取って逃げ、他の仲間が一般通行人を装って立ちはだかり邪魔する場合が多いです。
またあるいは仲間全員で取り囲み、カバンなどを一気にひったくるケースもあります。
犯行現場での一般市民(目撃者)は傍観者
犯人から物を盗まれたとしても周りに人がいても、まず誰も助けてくれないことを心の片隅に入れて置きましょう。
助けてくれる人がいるかもしれませんが結局盗まれたのは自分の責任になってしまいますのでドンマイで終了です。
つらい(T . T)
恐ろしいことに警察がグルの場合がある
警察の特権を悪用した犯罪も増えてきているそうです。
偽物の警察手帳を見せ、パスポートと所持品を提示を求められ渡したとたんパスポートや所持品を持ったまま逃げ去ってしまうケースがあります。
また車に乗せられて荷物を剥ぎ取られて外に放り出されて逃げられるケースもあります。
結局、検問などで引っかかった場合以外はパスポートやお金を見せないことです。
ただ警察の取り締まりが厳しいところでは尋問を受ける場合がありますので、その際はパスポートの顔写真が入ったページのコピーや学生証を提示しましょう。
海外に行く前にカラーコピーしてもって行った方がよいかもしれませんね。
くれぐれも本物の警察官には反抗しないようにしましょう。
これだけは知って守ってほしいこと
本当に知って欲しいことはまず、自分の身は自分で守るしかないということです。
警察がいるといっても結局彼らが何かあっても全ての問題を解決してくれるわけではありません。
日本でもそうですよね。
警察は「盗難証明書」を出してくれるだけと心得た方がよいと思います。
めちゃくちゃ狙われやすい場所は
ぶっちゃけいつでも、どこでも犯行は起こりえます。
特に狙われやすいのが目的地に着いたばかりの空港、鉄道駅、バスターミナル、長時間バスの中などです。
人ごみの市場、遺跡の中など気が逸れてる場所でも注意が必要です。
常に周囲に気を配り、怪しい視線を察知するように心がけていきましょう。
旅行先で身の安全を守るために心がけること
海外旅行で被害やトラブルに遭わないためには、前と横だけでなく後ろにも気を配ることが重要になってきます。
同一人物がずっと後から付けて来るようならかなり危険信号です。
いったん人の多い場所に行き、つけてきている人を巻くようにしてください。
例えばレストランに入る、ショッピングモールに入るなど様子をうかがってみてください。
また、相手がいなくなっても安心しないことをおすすめします。他の仲間が見ているかもしれません。
現地を観光して帰りが遅くなったりした時に、辺りが暗くなってきてどうも危ない感じがしたら迷わずタクシーを利用したほうがいいです。これは、必要な保険料と割り切って考えてください。
深夜人通りが少ない所は歩かない。特に一人では絶対やめてください。
行き先が安全な場所でも夜になった歩かないのが基本的な考えです。
例えば外出する場合、タクシーを宿泊しているホテルやドミトリーなどの家主さんに手配してもらったりした方が安全です。また帰りのことも考えておくことも重要です。
人通りの少ない路地裏にはいかない
人で賑わっている繁華街でも頻繁にスリやひったくりは起きますが命に関わるようなことは滅多にありません。
逆に人通りが少ない所では外国人である私たちはかえって目立つので「襲ってくれよ」と言っているようなものです。
ちょっと言い過ぎですが端から見るとそのうように感じます。
また、街によっては特に治安の悪い地域やスラム街などは避けるべきです。
日本人のおもてなしなんて考えは一切通用しません。
私も興味本意でアルゼンチンのスラム街に行ったことがありましたが普通に危険でした。言葉では表しにくいですが雰囲気が異様でした。
興味本意というよりも知らずに入っていってしまいましたが・・・そうなることを防ぐためにも各都市の安全情報を事前にチェックしておくことは大事です。
また、以前ハワイのカカアコでもひどい事件がありました。
カカアコの日本人暴行事件の犯人が逮捕され、被害者の痛々しい顔が公開されました。
金目の物はなるべくぶらさげない
派手なアクセサリーは一切身に付けないことをおすすめします。
例え安いメッキでも見た目が高級感であれば安物だと気づかれず高い物と認識されがちです。
それもまたターゲットにされてしまいます。
狙う側の目印となるようなものは避けてくださいね。
服装もなるべく質素な物で目立たせないほうがいいです。
腕時計はスーツでいつも使っているような高そうな時計ではなく時間が分かれば大丈夫な安い時計で十分です。
カメラも気をつけてください。
実はカメラ特に日本製の一眼レフは海外では高く売れることで有名で日々誰かしら盗られている話を聞きました。
カメラを取りたい気持ちは分かりますが油断せず肌身離さず体の一部だと思ってやってください。
荷物の持ち方
荷物の持ちかたはカメラの下りで話したように体から離さないのが鉄則です。
ショルダーバックならきっちり斜めにかけて前で抱えるように持ちましょう。
後ろに回してしまっては刃物で切りつけられて中身を抜かれる危険性があります。
怖いですよね。でも海外では普通に起こりえることなのです。
また、他にも気を付けて欲しい場所はレストランでの食事の時です。
隣の椅子に置いたり、椅子の肩に掛けているとあっちゅう間に消えています。
みんなで囲んで食事している場合は大丈夫ですが一人での食事の際は気を付けてくださいね。
貴重品について
パスポート入れで良く見かける”首から下げる貴重品袋”はすでに泥棒が知ることです。
首に紐が見えたらターゲットの目印になりえます。
肌着の中へ隠したり斜めにかけたりとなるべく露出させないようにしましょう。
またお金は分散して持ち歩くことをお勧めします。
以前にも分散する場所を詳しく書いた記事がありますのでそちらを参考にしてください。
僕が使っていたのはこれです。Tシャツの中に隠してました。
[ドイター] deuter セキュリティーワレット 2 D39210 7410 (ブラック×グレー)
セーフティボックスを活用する
セーフティボックスのあるホテルなら持ち歩かずに預けてしまうのがベストです。
ただ、この場合も念のため全部は預けないようにして置いた方がいいです。
ネコババするような人はいないと思いますが世の中なにがあるかわかりませんからね。
安いホテルだとセーフティボックスはないと思いますのでフロントで預かってもらえるか聞いてみましょう。
この場合はホテルの従業員立会いのもと預ける貴重品の内容をリストにまとめて起きます。
万が一に備えても用意しておくもの
パスポートの控え(番号、発行日、交付地)カラーコピー
クレジットカードの番号と有効期限
未使用のT/C番号
緊急連絡先番号
旅行会社の現地連絡先
海外旅行保険の現地および日本の緊急連絡先
紛失や盗難などの被害にあった時の対処方法
海外旅行先でクレジットカード、パスポート、航空券を紛失盗難した時の対処方法について書いていきます。
もし強盗に遭ったらむやみに抵抗しないほうがいいいです。
相手が子供でも、刃物や拳銃を隠し持っている可能性がありますし仲間がいる場合もあります。
悲しいですが高価な一眼レフでも抵抗しない方がいいです。
どうしてもという時は覚悟を決めてください。
例えなにがあっても責任は自分で取るしかありません。
モノの損害はもしかしたら旅行の保険でカバーできるかもしれません。海外旅行の保険については今後作成していきたいと思います。
まずは身の上を一番第一に考え、取られたモノに執着しないことです。
現金については保険が利かないのでなるべく余分な現金は持ち歩かないことをおすすめします。
また分散してもと運ぶことも大事です。
一番面倒なことは現金とクレジットカードを盗まれた場合、日本から現地の銀行止めで送金してもらうしかありません。
︎パスポート紛失や盗難にあった場合
紛失や盗難にあった場合は速やかに警察に届けた後、各国の日本大使館、領事館で手続きを行ってください。
まずは紛失届けが必要になってきます。
紛失届けと同時に新規旅券または帰国のための渡航書の発給申請を行うことができます。
新規旅客券発行には写真一枚と一般旅券発給申請書1通。
あと戸籍謄本または妙本1通、手数料が必要になります。
発行までには1〜2週間かかりますので気長に待ちましょう。
帰国が迫っており新規発行が待てない人は「帰国のための渡航書」を発行してもらうことができます。
その時自分が日本国籍あることを認識してもらう書類を見てもらいましょう。
日本国籍を確認できる書類、Eチケット(お客様控え、旅行会社新たに作成)それぞれの国によって変わってくると思いますが1万円相当手数料がかかります。
クレジットカードの紛失や盗難にあった場合
クレジット発行会社にすぐさま連絡をとり、カードの無効手続きをとります。
紛失や盗難の届けが出ていいればカードが不正使用されても保険でカバーされています。
カード番号や緊急連絡先は必ず控えておきましょう。
海外で再発行うぃ希望する場合はその手続きも行います。
手続きや再発行にかかる時間はカード会社によって異なりますが、カード番号とパスポートなどの身分証明書を用意しておきます。
航空券(Eチケット)紛失や盗難にあった場合
航空券を再発行するには、航空会社の現地事務所に紛失届けを出します。
(航空会社によっては警察で紛失届けを作成してもらいます。)
届けでんは航空券の番号と発行日、発行場所などのデータが必要なのでコピーをとっておくと便利です。
Eチケットの場合は、旅程表(Eチケットお客様控え)をなくしてもパスポートで確認も取れますので飛行機に乗れないということはありません。
もし必要である場合は航空会社のカウンターにて再発行可能です。
病気になった時の対処方法
海外で下痢になった場合
海外旅行にいくと日本と違った食材や水により下痢を引き起こすことがあります。
日本で慣れた食べ物や水と違って慣れないものを食事をすると体を壊すことがありますので注意してください。
海外旅行で下痢になってしまったら、胃腸の中をを空っぽにすること。なにも食べず、旅行を中断し休息をとることが一番です。下痢のしすぎで脱水症状になったら水分をとりましょう。
どうしてもなにか食べたい時は、少量のスープ、ヨーグル、パン、ゆでた野菜をとるくらいにして置いてください。
食べ過ぎること消化しきれず嘔吐の原因になります。
海外旅行中に、旅行を中断して休むことがあまりできないのであれば、薬を飲んでください。現地の薬局で薬を買いましょう。
または、万が一のために備えて自分に合う薬を日本から持って行くとも良いかもしれません。
私がバックパッカーした時のおすすめ薬は【正露丸】です。
現地の飲料水や食べ物が合わなくて下痢をしてしまった時には正露丸に助けてもらいました。
正露丸はおすすめだと思います。
海外で肝炎になった場合
肝炎とは伝染性のもので、生水、食べ物、食器などからうつることがあります。
肝炎の予防手段としてはあたり前のことですが健康体を保つことが一番大事になってきます。
多少体力が落ちたなと感じましたら、無理をせずに休養をとることをおすすめします。
生水は避けて生野菜などの火が通っていないのものは注意が必要です。
海外旅行にツアーでいく場合は旅行会社がホテルを手配してくれますが、旅行会社に頼らず、自ら一人でいく場合は格安のホテルやドミトリーを探すと思います。
格安の場合はタオルなど綺麗に洗濯されていない場合があるので自分専用のものを持参したほうが良いかもしれません。
私は海外での洗濯の際には牛乳石鹸を持参し水道水でごしごし手洗いで洗濯物をしていました。
肝炎の症状は感染してから15日から50日までぐらいで兆候が現れます。
発熱、食欲不振、吐き気、倦怠感、黄疸症状が現れる可能性があります。
白眼が黄色やオレンジ色になるといった症状が出てきたら迷わず医師の診察を受けてください。旅行はひとまず諦めて病養してください。
高山病になった場合
海外旅行で醍醐味はやはりなかなか普通の海外旅行ではあまり行けない秘境の地などへ行くことだと思います。
そのうような地域にいく場合はどうしても標高が高いとこに行く機会も増えてくると思います。
特に南米ではアルゼンチン北部のアンデス山脈周辺、ペルー南部、ボリビア、チリとの国境に近い地域には標高3000mを越す町があります。
標高2000m〜4000mの高地では、だれでも少なからず高山病の症状見舞われ可能性があります。
症状を悪化させないためにも高地にいったら十分に休息をとることです。
また高地では血行を良くしすぎるといけないので食べ過ぎ飲み過ぎには注意してください。
また熱すぎるシャワーやお風呂は避けることが大切です。そして利尿作用を高めるために水分を多くとるように心掛けていきましょう。
高山病での典型的な症状は頭痛、目まい、吐き気などです。
高山病の対処方法は本来、低地降りることしかありません。
ご自身の予定やその地域の交通機関によりなかなか降りることができない場合、高山病かなと思ったら外に出歩かず部屋で安静にしてください。
また横になると呼吸数が減りますのでイスに座って本を読むなどして深呼吸繰り返してください。
まとめ
いかがでしたか?
海外旅行で事前に起こりうることを想定し行動していけば被害に合わずに済みます。
海外旅行のトラブルは結局切っても切り離せないことではあります。
しかし、もしもの時のために準備していることはとても重要です。
このとが今後海外に行く方々の参考に少しでもなって頂ければ幸いです
他にも旅行記事更新しております。
参考になったらぜひ読者登録お願い致します。
⬇️⬇️⬇️⬇️⬇️⬇️⬇️⬇️⬇️⬇️