新卒入社で気づいたブラック企業の特徴
こんにちは。
新卒で入社した不動産会社について書いていきます。
新卒で入社した当時は、情熱や希望に満ち溢れ、誰よりも結果を出してやってやろうという思いを仕事に取り組んでおりました。
時が経つのは早いもので、不動産会社を辞めて3年経ちます。
当時の僕は自分の会社がブラック企業であるとは一切思っておりませんでした。
なぜそういう風に思ったとかというと、地元の友達や東京での大学の友達と飲みに行く機会がありました。
その時に、今勤めているお互いの会社がどういったものか話をしたりします。
私の会社の話をすると「お前の会社ブラック企業やん」と言われます。
えっ?まじ?・・・みたいな感じです。
そうなってくると深く考えてしまい、ストレスをあまり感じない体質ではあったのですがとうとう限界突破して血便が出てしまいました。
以下、私が友人を通して気づいたブラック企業だと思うフレーズをまとめました。
- ブラック企業ワードフレーズ
- いっさい給与が上がらない。手取り15万円の生活
- ブラック企業で年収230万弱での働き方
- 退職する人が多い会社はブラック企業なのか?
- ブラック企業で給与が上がらない理由
- さぁ!!今こそ転職だ!!
- 最後に
ブラック企業ワードフレーズ
皆さんはいかがでしょうか?
人それぞれ感じ方は違うと思いますが、私は個人的にブラック認定しました。
- 俺たちみんな家族だ!
- 気合いだ!気合いで乗り切れ
- あと何万たりない!あと何本アポ取れ!全員で声かけしていこう
- 絶対負けるな!死ぬ気でやれ
- 目標達成のために力を貸してください
- とりあえずがんばりましょう
- なんとしてでも○○○して必ず達成するぞ
- 忙しい。手が空いてない
- 革新的な挑戦をするぞ
- 人が足りない。けど誰が育てるの?
- 最後まであきらめるな
- チームワーク。仲間の支え。
- うちはブラック企業じゃなくてプラチナ企業だね
- 無意識な誹謗中傷な発言
他にもいろいろあると思いますけど。
読んでわかる通り典型的な体育会系の言葉です。
私自身、大学まで野球をしてきていましたので体育会系の言葉には今まで違和感を感じていませんでした。
また、ブラック企業フレーズとして紹介しましたが複数の言葉を除くと別に言葉の意味は嫌いではありません。
なにがブラックかというと、上に立つ人が言葉の意味の重要性を意識せず軽く発言していることです。
上に立つ人が実行していなくてこういう言葉を頻繁に発することに違和感を覚えます。
スポーツと仕事はちょっと違いますよね。
スポーツは気合い、最後の力を振り絞って勝ちに行く、とったい気持ちの部分は本当に必要です。
やらないと最後は本当に後悔します。
仕事に関して結局、私たちは雇われている人間。
仲間と共に甲子園目指しているわけではありません。
また、仕事の人とは一線を引きたいのです。
軽い感覚で「俺達は家族だ」と言い、グイグイこちらのゾーンまで入ってくると正直しんどいです。
ワンピースの白ひげのような人が上に立ちと引っ張ってくれるなら、文句はいいませんけど。
いっさい給与が上がらない。手取り15万円の生活
まさか自分がこうなるとはと今まで全く思いもしませんでした。
2年間必死に働いてきましたがブラック企業になると、結果を出してもとにかく給与が上がりませんでした。
そもそも評価制度が整っていませんでした。
この先、5年、10年と同じ会社で働いて行くと間違いなく将来行き場を無くして実家に帰ることになるでしょう。
愛する人を守れなくなるでしょう。
実際に私の生活は学生の時よりも生活水準が下がりました。
大好きな洋服を買うことはなくなりました。
代わりにクレジットで分割払いにしスーツや靴を買うことで社会人らしい格好を作ってきました。
15万円の中から家賃代、水道光熱費、携帯代(会社用携帯がなく仕事でも使用しているため使用料が増える)、食費、奨学金返済金、を毎月引くと手元に残るのは2万円ほど。
こうなってくると久しぶりに会う友達と飲み行こうとなっても躊躇してしまうレベルです。
ブラック企業で年収230万弱での働き方
最低限の生活をすれば年収230万未満ほどでも生活は成り立ちます。
なんとか生活はなりたっています。
ただ、休みがほとんどないので、外出することがなく、無駄にお金を出費することが減りました。
また、一日の拘束時間が10時間を超えることもありましたので、休みになると疲れて寝てる時間の方が多くなってしまうことがほとんどです。
こんな生活をしていると自信のスキルを上げたり人と会うこともなかなかできません。
有給休暇を取る時もなぜか会議の議題にまで発展してしまいました。
退職する人が多い会社はブラック企業なのか?
退職することを美化するわけではありませんが自己分析をし、やりたいことを明確にすることができれば退職することはいいことだと思います。
私が新卒で入社した時、従業員は約30名ほどいました。
ブラック企業でよくチェックされているポイントとしては離職率を見ると思います。
約15名ほど私が新卒で入社して2年が経ちますが半分ほどの人が会社を退職してしまいました。
離職率5割を超える会社というのは世の中多く存在するのでしょうか?
社員の母体数にもよりますが、四季報を見てもだいたい多くて5%ぐらいではないでしょうか?
ブラック企業で給与が上がらない理由
給与があがらない理由はおもに以下があげられます。
- 正当な評価制度がない
- 会社に給与を上げられる余裕がない
- トップ陣営の無駄な経費が多い
- 残業手当が支給されない
- 賞与がない
- 自信の能力不足
- 社長のワンマン
給与が上がらないのは自信の責任と会社の責任両方あると思います。
確かに私自信、ずば抜けた能力があるわけではないです。
独学ですが、Web関連の仕事をさせて貰いましたので、そこはありがたいと思います。
主体的に行動するということを学ぶことができました。
仕事が終わって帰宅し毎日夜遅くまで必死に勉強しました。
少ない休日でも気分を変えてカフェで勉強しました。
2年間やっていけばそれなりに結果は出てきます。
しかし、結果を出しても正当な評価を受けられない。
もちろん交渉はしましたがいっさい認めらず….これは会社の責任かな?
さぁ!!今こそ転職だ!!
この劣悪な環境から脱出するためには転職しかありません。
唯一、親身になって相談に乗ってくれていた上司が転職してしまったことを機に即行動を起こしました。
転職活動での経験も更新していきますので私みたいな境遇の人の参考になれば幸いです。
わたしが今回転職活動でお世話になったのがリクルートキャリアです。
営業時代にご縁があって私の転職活動を支援してくださいました。
転職サイトにたくさん登録してエージェントに会いましたがリクルートがおすすめです。
最後に
人を使い捨てや物のように扱う会社が世の中にはあることを絶対忘れてはいけません。
ブラック企業が社会問題になっていることを忘れてはいけません。
自分を守ってくれる人は自分しかいません。
私はそういった企業が日本社会から消えていくことを願います。
半沢直樹の言葉を引用させて頂きます。
人生は一度しかない。たとえどんな理由で組織やその他の人間に振り回されようと、人生は一度しかありません。
ふてくされているだけ、時間の無駄!前を見よう。歩き出せ。どこかにきっと解決策はあるはずだ。
それを信じて進め。それが人生だ。